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【IT】Outlookで受信したメールが文字化けする現象

今年の8月下旬頃より、Outlookで添付ファイル付きのメールを受信した際に、

添付ファイル名の後半が文字化けする症状が発生しています。

文字化けだけでなく、場合によってはデータ自体が破損した状態で相手に送られます。

 

↓は例。2つ目のデータは本来はPDFファイル

 

 

【原因】 原因は、Microsoft Officeのアップデートによるものです。

 

2バイト文字(日本語などの全角文字)を含むファイル名を付けた添付ファイルを受け取ると、添付ファイルのファイル名が破損します。

これは、OutlookからOutlookだと現象は出ませんが、Thunderbirdやその他のメールソフトからOutlookに送信した場合に発生します。

 

 

【対処】 このトラブルの回避方法は以下の3通りです。

 

①Microsoft officeのバージョンをダウングレードして、自動更新を止める。(高度)

②添付ファイルを、ZIPファイル等で圧縮して送る。

※ZIPファイル自体は文字化けするが、中のファイルは文字化けせず、データ破損も防げる。

③2バイト文字(日本語などの全角文字)を使用せず、半角英数だけでファイル名を付けもらい送ってもらう。

例)見積り20201107.pdf → mitsumori20201107.pdf

 

 

【今後】

Microsoft社はこの問題を認知しており、11月下旬(予定)に修正バージョンを公開する予定のようです。

Microsoft公式サイト

 

【追記2020.11.30】

修正バージョンが公開されました。更新の手順記事「【IT】Outlookで受信したメールが文字化けする現象≪Microsoft修正公開≫」を掲載しました。

 

 

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