ブログ

フィッシングメールを開いてしまったら?被害拡大を防ぐための対処法

ドキッとした経験、ありませんか?
知らない差出人から届いたメール、開いてしまった後には、一体どうすればいいのか。
不安が押し寄せ、何をすればいいのか分からなくなってしまうかもしれません。

でも、慌てないでください。
今回は、フィッシングメールを開封してしまった後の具体的な対処法を、落ち着いて対応できるよう、ステップごとに丁寧に説明します。
まずは深呼吸をして、一緒に解決していきましょう。

フィッシングメールを開いてしまったら

まず落ち着いて深呼吸を

フィッシングメールを開封してしまった時は、パニックになるかもしれません。
しかし、まずは深呼吸をして落ち着きましょう。
冷静さを保つことが、適切な対処をする上で最も重要です。
慌ててしまうと、かえって状況を悪化させる可能性があります。
深呼吸で気持ちを落ち着かせ、次のステップに進みましょう。

ネットワーク接続を遮断する

落ち着いたら、すぐにパソコンやスマートフォンのネットワーク接続を遮断してください。
Wi-Fiをオフにする、LANケーブルを抜くなどの対応が有効です。
これは、メールに添付されたマルウェアがインターネットに接続して情報を盗み出したり、さらに感染を広げたりするのを防ぐためです。
一刻も早く遮断することが重要です。

ウイルススキャンを実行する

ネットワーク接続を遮断したら、ウイルス対策ソフトを使って、パソコンやスマートフォンをスキャンしましょう。
最新の状態にアップデートされていることを確認してから実行してください。
マルウェアが検出された場合は、指示に従って対処します。
もしマルウェアの名前が分かれば、より詳細な情報を得ることも可能です。

関係各所への報告を検討する

状況によっては、関係各所への報告が必要となる場合があります。
例えば、企業のメールアドレスを使用していた場合、会社のIT部門に報告しましょう。
また、フィッシングメールによって個人情報や金融情報が盗まれた可能性がある場合は、警察への届け出も検討してください。

 

 

フィッシングメール対処法のステップ

メールの送信元を確認する

フィッシングメールかどうかを判断する上で、送信元アドレスの確認は非常に重要です。
公式のアドレスと似ているけれど、微妙に異なる部分がないか、注意深く確認しましょう。
数字の「0」とアルファベットの「o」、または「l」と「1」などが入れ替わっているケースが多いです。
少しでも違和感があれば、警戒しましょう。

添付ファイルを開封したか確認する

メールに添付ファイルがあった場合、開封したかどうかを思い出してください。
もし開封していたら、ウイルスに感染している可能性があります。
すぐにネットワーク接続を遮断し、ウイルススキャンを実行しましょう。
開封していなければ、比較的リスクは低いですが、念のためスキャンすることをおすすめします。

URLをクリックしたか確認する

メール内にURLリンクが含まれていた場合、クリックしたかどうかを確認しましょう。
クリックした場合は、不正なウェブサイトにアクセスした可能性があります。
そのウェブサイトの安全性を評価するサイトなどを利用して確認し、個人情報を入力していないかを確認してください。

具体的な対処法を選択する

上記3つの確認事項に基づき、具体的な対処法を選択します。
メールを開封しただけであれば、ウイルススキャンを実行するだけで十分な場合もあります。
しかし、添付ファイルを開封したり、URLをクリックしたりした場合は、より慎重な対応が必要となるでしょう。
状況に応じて、適切な対処法を選び、落ち着いて対応しましょう。

まとめ

フィッシングメールを開封してしまった場合でも、慌てずに冷静に対処することが大切です。
まずネットワーク接続を遮断し、ウイルススキャンを実行しましょう。
その後、メールの送信元、添付ファイルの開封、URLのクリックの有無を確認し、状況に応じた対処法を選びます。
必要に応じて、関係各所への報告も検討してください。

日頃からフィッシングメールの見分け方を学び、予防策を講じることも重要です。
安全なインターネット利用のために、適切な知識と対応を身につけましょう。

当社ベストオフィスクリエイションは、福岡市及び近郊のエリアで、パソコン、ネットワークのサポートを行っております。
何か気になることがある方は、お気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちらからどうぞ

トップページへ

関連記事