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パソコンWi-Fi繋がらずスマホは繋がる?原因と解決策

パソコンがWi-Fiに繋がらないのに、スマートフォンは問題なく繋がっている。
そんな経験はありませんか?
業務に支障をきたし、焦りを感じている法人担当者の皆様も多いのではないでしょうか。
今回は、この問題の原因と具体的な解決策をステップごとに解説します。
パソコンとスマートフォンの接続状況の違いから考えられる原因を洗い出し、効率的に問題解決へと導く方法をご紹介します。

パソコンWi-Fi繋がらずスマホは繋がる原因と対策

Wi-Fi設定の確認と修正

パソコンがWi-Fiに接続できない場合、まず確認すべきはWi-Fiの設定です。
接続しようとしているWi-Fiネットワークが正しく選択されているか、パスワードが正しく入力されているかを確認しましょう。
「設定」>「ネットワークとインターネット」>「Wi-Fi」で確認できます。
ネットワーク名(SSID)とパスワードを再確認し、必要に応じて再入力してください。
接続先が間違っている可能性もありますので、利用可能なネットワーク一覧から正しいネットワークを選択しましょう。

ネットワークアダプターのトラブルシューティング

パソコンには、Wi-Fi接続を制御するネットワークアダプターが搭載されています。
このアダプターに問題があると、Wi-Fiに接続できなくなります。
「デバイスマネージャー」を開き、「ネットワークアダプター」を展開して、Wi-Fiアダプターに警告アイコン(黄色い三角形)が表示されていないか確認します。
警告アイコンが表示されている場合は、右クリックして「ドライバーの更新」を選択し、最新のドライバーをインストールしましょう。
それでも改善しない場合は、アダプターを一度無効にしてから再度有効にすることを試してみてください。

ドライバーの更新方法

ネットワークアダプターのドライバーが古くなっていると、Wi-Fi接続に問題が生じる可能性があります。
ドライバーを更新するには、「デバイスマネージャー」を開き、「ネットワークアダプター」を展開します。
Wi-Fiアダプターを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。
「ドライバーソフトウェアの最新版を自動的に検索する」を選択し、指示に従って更新を完了させてください。
手動でドライバーを更新する場合は、パソコンの製造元またはWi-Fiアダプターの製造元のウェブサイトから最新のドライバーをダウンロードし、インストールします。

ウイルス感染の確認と対策

ウイルス感染もWi-Fi接続不良の原因となることがあります。
信頼できるウイルス対策ソフトでパソコン全体をスキャンし、ウイルスやマルウェアの感染がないか確認しましょう。
感染が見つかった場合は、指示に従って駆除を行い、パソコンを再起動してください。
定期的なウイルススキャンとソフトウェアのアップデートを行うことで、ウイルス感染のリスクを軽減できます。

ルーターとの距離と障害物の確認

Wi-Fiルーターからの距離が離れている、またはルーターとパソコンの間に壁や金属などの障害物がある場合、Wi-Fi信号が弱くなり、接続が不安定になる、もしくは接続できなくなる可能性があります。
パソコンをルーターに近づけ、障害物を除去することで改善できる場合があります。

省電力モード等の電源設定の確認

パソコンの省電力モードが有効になっていると、ネットワークアダプターが一時的に無効になることがあります。
省電力設定を確認し、Wi-Fiアダプターが常に有効になるように設定を変更しましょう。
ノートパソコンの場合は、物理的なWi-Fiスイッチがオフになっている可能性も考慮してください。

ファイアウォールやセキュリティソフトの影響

ファイアウォールやセキュリティソフトの設定によっては、Wi-Fi接続がブロックされる場合があります。
これらのソフトウェアの設定を確認し、Wi-Fi接続を許可するように設定を変更しましょう。

MACアドレスフィルタリングの確認

Wi-FiルーターでMACアドレスフィルタリングが有効になっていると、登録されていないデバイスは接続できません。
ルーターの管理画面にアクセスし、MACアドレスフィルタリングの設定を確認し、パソコンのMACアドレスを追加するか、フィルタリングを無効にしてください。

パソコンWi-Fi繋がらないスマホは繋がる状況で業務効率を維持する方法

モバイルWi-Fi等の代替手段の検討

パソコンがWi-Fiに接続できない場合、モバイルWi-Fiルーターやテザリングなどの代替手段を検討しましょう。
モバイルWi-Fiルーターは、携帯電話回線を利用してインターネットに接続できるため、場所を選ばずにインターネットを利用できます。
スマートフォンのテザリング機能を利用することも可能です。

社内ネットワーク管理者への連絡とサポート依頼

社内にネットワーク管理者がいる場合は、問題を報告し、サポートを依頼しましょう。
管理者は、ネットワークの問題を迅速に解決するための専門知識と権限を持っています。

業務スケジュール調整による影響軽減

Wi-Fi接続の問題が発生した場合は、緊急度の低いタスクを後回しにするなど、業務スケジュールを調整することで、業務への影響を軽減できます。

クラウドサービスの活用によるデータアクセス確保

クラウドサービスを利用することで、場所を選ばずにデータにアクセスできます。
重要なデータはクラウド上に保存し、必要に応じてアクセスすることで、業務の継続性を確保しましょう。

緊急時の連絡手段の確認と共有

Wi-Fi接続ができない場合でも、連絡手段を確保しておくことが重要です。
緊急連絡先や代替連絡手段を確認し、必要に応じて関係者と共有しましょう。

まとめ

パソコンがWi-Fiに接続できないのにスマートフォンは接続できる場合、Wi-Fi設定、ネットワークアダプター、ドライバー、ウイルス感染、ルーターとの距離、省電力モード、ファイアウォール、MACアドレスフィルタリングなどが原因として考えられます。
これらの原因を一つずつ確認し、適切な対策を行うことで問題を解決できる可能性があります。
それでも解決しない場合は、モバイルWi-Fiなどの代替手段を検討したり、社内ネットワーク管理者への連絡、業務スケジュールの調整、クラウドサービスの活用、緊急連絡手段の確認などを行い、業務への影響を最小限に抑えましょう。
問題解決には、冷静な状況判断と適切な対処が重要です。

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