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オフィス環境を快適にするためのOAフロアとは?種類・メリット・選び方を解説!
オフィス環境の改善、誰もが望むものですよね。
特に、快適で効率的なオフィス作りを目指している皆さんは、オフィス内の配線整理や家具のレイアウト変更のしやすさ、掃除のしやすさなどに頭を悩ませているかもしれません。
そんな悩みを解決する手段として注目されているのが、OAフロアです。
OAフロアは、オフィス内の配線をスッキリ収納できる二重床のこと。
オフィス機能に不可欠なOA機器の配線類(電源・ネットワークケーブル・電話線など)を床下に納めることで、スッキリとした美しいオフィス空間を実現できます。
□OAフロアとは?
*OAフロアの仕組み
OAフロアの仕組みはいたってシンプルです。
本来の床(床スラブ)の上にパネル(フロアパネル)を敷くことで、床を二重構造にするのです。
本来の床とパネルの間にできた空洞部分に、配線類を収納します。
*OAフロアの2つの種類
OAフロアには、大きく分けて「置敷タイプ」と「支柱タイプ」の2種類があります。
1:置敷タイプ
置敷タイプは、ブロックのように下地床に直接パネルを敷き詰めるタイプです。
フロアパネルと脚が一体化しているのが特徴です。
パネルの下(支柱と脚の間)に配線するタイプと、パネルの溝に沿って配線するタイプがあります。
2:支柱タイプ
支柱タイプは、高さ調整が可能な支柱の上にパネルを設置するのが特徴です。
下地床と設置したフロアパネルとの間が空洞になり、そこにLANケーブルや電源コード、コンセントなどを配置できるため、規模の大きな事務所で採用されることが多いです。
□OAフロア導入のメリット
OAフロアを導入することで、オフィス環境は大きく改善されます。
具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
1:配線による事故防止
オフィスで最も危険なものの1つが、配線による事故です。
床上に露出した配線は、足を引っ掛けて転倒したり、機器の落下やデータ損失の原因になったりします。
OAフロアは、配線を床下に収納することで、これらの事故を未然に防ぎます。
2:レイアウトの自由度向上
オフィススペースを有効活用するためには、家具のレイアウト変更が容易であることが重要です。
OAフロアは、床下に配線が収納されているため、家具の配置を自由に行うことができます。
レイアウト変更の手間が減り、オフィス環境を常に最適な状態に保てます。
3:清掃のしやすさ
床上の配線は、掃除の際に邪魔になりがちです。
OAフロアは、配線が床下に収納されているため、掃除機やモップをかける際に、配線を避ける必要がありません。
清掃の手間が省け、オフィスを常に清潔に保つことができます。
4:オフィス美観向上
床上の配線は、見た目に悪影響を与え、オフィス全体の印象を悪くする原因となります。
OAフロアは、配線を床下に収納することで、オフィス空間をスッキリと美しく見せることができます。
□まとめ
OAフロアは、オフィス環境を快適で効率的にするための有効な手段です。
配線による事故防止、家具レイアウトの自由度向上、清掃のしやすさ、オフィス美観向上など、さまざまなメリットがあります。
オフィス環境改善を検討しているあなたは、ぜひOAフロアの導入を検討してみてはいかがでしょうか。