IT
IT-BCP対策について
はじめに
福岡の中小企業中心にネットワークトラブルの解決を行っています。
株式会社ベストオフィスクリエイションです。
突然ですが皆さん、IT-BCP対策という言葉をご存じですか?
IT-BCP対策とはBCP対策(事業継続計画)の一つでIT環境のBCP対策を指します。
近年急速なIT化が進んだことにより、企業の働き方も変革され、現在ITは仕事をする上で欠かせないものとなりました。
今回紹介させていただくIT-BCP対策では今では必要不可欠となっているITシステムに関して、サイバー攻撃や災害などで大切な社内のIT環境を守るための具体策をご説明させていただきます!
IT-BCP対策の4つの具体策
◆データ保管・バックアップ
データ消失のリスクを防ぐためにデータの保管、クラウドへのバックアップを行いましょう
◆代替機やリモートワーク
災害時に備えてどこでも仕事ができる環境を整えておきましょう
◆BCP発動時の連絡体制
連絡ツールや情報共有ツールを管理しましょう
◆社内にCSIRTを設置
CSIRTとはセキュリティ対策組織です。ウイルス被害等でセキュリティに問題があった際などに備えて対策を取りましょう。
主に4つの対策を中心に対策を取っていく必要があります。
ここで弊社が行っているIT-BCP対策の一例を紹介させていただきます。
弊社のIT-BCP対策の一例
下図が弊社のIT-BCP対策に関する取り組みの一例をネットワークの環境図を用いて説明させていただきます。
具体例の中ではデータ保管・バックアップやセキュリティ対策に関するものです。
①〈識別〉セキュリティソフト
情報資産ごとに脅威と脆弱性を洗い出し、今後発生しうる危険性を識別します。守るべき情報資産に対するリスクの影響度に応じて対策を実施。
②〈防御〉UTM
マルウェア対策ソフトや、インターネットの出入り口にUTMを設置することで、セキュリティレベルを向上させ、外部からのウイルスの侵入を防ぎます。
③〈検知〉振る舞い検知
ウイルスを検出したら管理者に報告します。また、感染状況や駆除ログ(記録)の収集、レポートを作成し、感染予防と早期発見が行えます。
④〈対応〉subgate
万一感染した場合、拡散防止、早期収束のために、ウイルスの情報を収集します。また、感染PCを特定しネットワークから隔離するなどして感染拡大を防ぎます。
⑤〈復旧〉Google Drive
感染に対処するために、ウイルスの情報を収集します。また、感染によるデータ消失や不正暗号化に備えて、バックアップを取得します。
上記が弊社が取り組んでいるIT-BCP対策のネットワーク環境図を用いた説明です。
まとめ
今回はIT-BCP対策についての記事を書かせていただきましたがいかがでしょうか。IT−BCP対策は、サイバー攻撃や災害などで大切な社内のIT環境を守るために必要不可欠な対策です。
しかし、前提としてまだ起こっていないものに対しての対策になるので実際に自分の会社ではどのように対策をとればいいのかわからないと思う方もいらっしゃると思います。
そこで、ベストオフィスクリエイションでは福岡の中小企業のお客様を中心にIT管理者としてIT-BCP対策への取り組みを責任をもって行います!
効率的なIT-BCP対策の取り組みに向けて、お客様が安心して働くことのできる環境作り上げるためにをぜひベストオフィスクリエイションがサポートさせていただければと思います。