ノウハウ
インターネットの速度が遅い原因と対処方法!
インターネットが遅くなる5つの原因
福岡市のネットワークトラブルの解決など行っております。
株式会社ベストオフィスクリエイションです。
今回は、インターネットが遅くなった時の原因と対策方法のご紹介をさせていただきます。
1.ネット回線に問題が起きている
回線の混雑(特にマンション内や利用地域の夜間アクセス集中)や不具合など、光、ADLS、LTE、Wimax、CATVといったインターネット回線に問題が起きている可能性があります。
高速プランを契約していても、トラブル時は遅くなることがあります。
対処方法
- 契約している回線会社のサイトなどで、障害情報をチェックする
- 契約会社に問合せる
- 契約プランを確認する
2.セキュリティソフトの影響
セキュリティソフトによっては、設定やパソコンとの相性によりチェック処理などに時間がかかり、ネット(ブラウザ)が遅くなることがあります。
セキュリティソフトを複数入れていると、競合してしまい動きが遅くなることも。
対処方法
◆セキュリティソフトの設定を見直す、いちど停止してみる
その後症状が改善されれば、速度の遅さはセキュリティソフトが原因の可能性が高いです。また更新していないとネットの速度低下につながる場合もあるので、セキュリティソフトは常に最新状態にします。
◆セキュリティソフトは信頼できるものを1つだけ使う
セキュリティソフト(ウイルス対策ソフト)の導入は、最低限のセキュリティ対策としてかならず必要です!セキュリティソフトを入れていないパソコンは、ウイルス感染の危険が非常に高いです。
もし入れたソフトが合わなくても、他のソフトに変える、パソコンのメモリ増設をするなどして、かならず導入してください。
3.機器の不調、故障
ルーターやLANカード(無線LANを受け取るためパソコンにつける機器)などに不具合があると、通信に影響する場合があります。
無線LANなどの機器本体についているLEDランプが点滅していると、故障の可能性がある製品もあります。
また、回線機器へ影響を与える可能性のある環境があります。
回線機器へ影響を与える可能性のある環境
- 適切なLANケーブルやLANポートではない(高速通信に対応していない)
- 親機の無線LANルーターやコードレス電話、ドアホン、ガス検知器、電子レンジなど、他の機械による障害
- LANケーブルを接続するモジュラージャックが複数置かれ、電話機器を複数接続している
- モジュラージャックから、VDSL装置(集合住宅の配線装置)やADSLモデムまで距離が遠い
- 機器のコンセントがタコ足配線になっている
- 周辺機器(ブロードバンドルーター、ハブなど)の容量不足
無線LANの場合
無線LANルーターの設置場所や利用方法によって、速度低下につながることがあります。パソコンをLANケーブルで直接接続し、改善されるか確認してください。
- 無線LANのセキュリティ機能処理に時間がかかっている
- パソコンを複数台接続している
- 無線LANアクセスポイントとパソコンの距離が遠い、間に障害物がある
4.Webサイトに問題がある
閲覧しているサイトにアクセスが集中し混雑している場合、もともと表示速度が遅いサイトなどの場合は、そのWebサイト自体に原因があります。
対処方法
他のサイトにアクセスしても同じ現象が起きるかどうか、チェックする
5.パソコンの容量不足、処理能力の低下
サイトやソフトウェア・アプリケーション、ファイルをたくさん開いている、多数のソフトをインストールしている、パソコン自体が古い(5年以上前のPC)などの場合、メモリ不足で速度低下に陥ることがあります。
対処方法
- 起動しているソフトをすべて終了してからブラウザを開いてみる
- 使わないソフトはアンインストールする
- ディスクのクリーンアップをする
- メモリ容量、CPUの確認
- SSD換装、メモリ増設
6.まとめ
いかがでしたか?
一口にパソコンのネット接続が遅いと言っても、さまざまな理由が考えられます。
まずはパソコンや回線のスペックを確認したり、遅さを感じるようになった日を思い出したりして、原因がどこにあるのか探ってみましょう。
紹介した対策を試してみても解決しない場合には、回線の速度が頭打ちになっている可能性も考えられます。回線やプロバイダ業者の乗り換えを検討してみるのも手です。